海外在住だけど、日本のクレジットカード作りたいな
結論:海外在住者でも日本のクレジットカードはつくれます。
私は渡英後も数枚の日本のクレジットカードを作ることができました。この記事では私がどのように手に入れることができたかをここでシェアしたいと思います。
日本のクレジットカードを作りたいと切実に思っている、海外在住のあなたにとってプラスの情報になれば嬉しいです。
日本のクレジットカードを作るのに絶対に必要な3つのこと
海外在住者でもまずは以下の3つの条件をクリアしないとクレジットカードが作れません。以下の3点がOKであれば、おそらくクレジットカード獲得成功率は高いです。
1.自分名義の日本の銀行口座を持っていること
2.カード受取の国内の住所(実家)がある
3.パスポートがある
それでは私が実際にクレジットカードを受け取るまでの流れを説明しますね。私は一時帰国日の1週間ほど前にオンラインでカードを申請します。ちなみにカード申請はオンラインからです。
1週間前に申請する理由は、2つあります。詳しく説明しますね。
1週間前にカードの申請をする理由:その1
●カード会社から本人確認の電話がかかってくるのが、申請してから1週間から2週間後
クレジットカード申請後にカード会社から本人確認の電話がかかってきます。海外在住者の場合、日本の住所がないため、実家の住所を記入することになります。
カード会社から本人確認の電話が実家に電話がかかってくるのは、申請後、1週間から2週間の間が多いです。
一時帰国の1週間ほど前に申請するのはそのためです。万が一、帰国前に実家にカード会社から電話がきても、旅行中で居なかったなどの言い訳ができますよね。
1週間以内のタイミングのズレならカード会社に怪しまれることはありません。一時帰国中に面倒なことはとっと終わらせるためにも、計画的に実行しましょう。
1週間前にカードの申請をする理由:その2
●カード会社により本人限定郵便でカードが送られてくる場合があるから
一時帰国中に自分でクレジットカードを受け取れるようにするためです。
短期で一時帰国の場合は要注意。自分が日本を離れたあと、実家に本人限定郵便が届いてしまう残念な結果にもなりかねません。余裕を持って申請しましょう。
1週間ほどの短い一時帰国ではリスクが大きい
では、本人確認の電話をかけてくるクレジットカード会社と本人受け取り限定郵便が必要なカード会社はどこでしょうか?私の経験に基づいて説明します。
本人確認の電話をかけてくるクレジットカード会社
これはあくまでも私の場合ですので、参考程度にしてくださいね。カード会社から電話がかかってくるかもしれないと思うと、緊張しますよね。
私も緊張しまくりでした
私の場合、日本に到着してから約1週間後にカード会社から電話がかかってきました。(オンラインでカード申請後2週間後ぐらい)
本人確認の電話がかかってきたクレジットカード会社は以下の2つです。
オリコカード
本人受け取り限定郵便のカード会社
本人限定郵便で送られてきたのはオリコカードと楽天カードでした。つまり、オリコカードは本人確認の電話と本人受け取り限定郵便の2つの壁があります。
オリコカード
オリコカードは本人確認の電話から受取までは1週間かかりませんでした。
申請から発行までの期間が短いクレジットカード
申請してからクレジットカード発行までの期間が短かったカードは2種類あります。
セゾンアメックスカード
さらに詳しく説明しますね。まずは楽天カードについて。
楽天カード
感覚的にいちばん早く手に入りやすいクレジットカードだと思います。楽天カード公式サイトでも申請から約1週間でお届けと書かれていますね。
楽天カードは年会費も永年無料、カード使用でたまったポイントは楽天ショップで使えます。ポイントは100円につき1ポイント。貯まったポイントは1ポイントが1円です。
シーズンにもよりますが、カードを作るとポイントがもらえます。
- 楽天カード新規入会特典で2000ポイント
- カード受け取り後1ヶ月以内に楽天カード利用で3000ポイント
一時帰国中は楽天市場で買い物をすることが多いです。お買い物で貯まったポイントは両親にお米やうなぎを注文します。
ポイントはたまるのも早いよ。ポイントを使って親孝行しよう
新規入会で合計5000ポイントがもらえる↓
空港ラウンジが使える楽天プレミアムカード
ワンランク上の”楽天プレミアムカード”だと国内海外の空港ラウンジが利用できます。年会費は10800円です。
一時帰国で乗り継ぎの際、空港ラウンジを使えるのは魅力的だと一瞬血迷いましたが、カード本人のみがラウンジ利用可能なので却下となりました。
お一人様で移動が多く、お金に余裕があるなら良いかも→楽天プレミアムカード
ポイントがたまるのは嬉しいですが、楽天カードにもデメリットがあります。
楽天カードのデメリット
私が持っている日本のクレカで使用頻度が高いのは楽天カードです。でも不満な点もあります。私が感じている楽天カードのデメリットは
1.カスタマーサービスに繋がりにくい
2.海外のオンラインショップでは使えないことが多い
3.3Dセキュアに登録可能なのは日本国内の携帯電話番号のみ
順番に詳しく説明しますね。
①カスタマーサービスに繋がりにくい
はじめに言っておきますが、これは海外からかけた時です。イギリスからスカイプ電話を通してカスタマーサービスに数回かけた経験がありますが、1度目でオペレーターに繋がったことはありません。そりゃあ何度もかけました。
国内電話だからというわけではなくて、スマフォからの電話と楽天カードカスタマーサービスの相性が悪いのではないか?と思います。
カスタマーサービスに電話すると、希望のサービスを番号で選ぶ案内からはじまります。
カスタマーサービス(音声)
「楽天サービスカスタマーサービスセンターです。ご希望のサービスをお選びください」
「支払いの確認は1を…」
「〇〇については2を…」
ここで希望のサービスの番号をスマフォからタッチしても
「認識できませんでした」となり、最初から始めなくてはなりません。
<解決策>
あなたの家に固定電話があれば、プッシュフォンで解決。私と同じスカイプ電話を使うなら、PCからタイピングで希望のサービスを選択することをおすすめします。
追記:2024年 現在も番号を認識できないケースが続いています。1度目の電話で繋がることはほぼありません。気持ちも時間も余裕をもってカスタマーサービスに電話してください。
②海外のオンラインショップでは使えないことが多い
すべてではないけれど、海外のオンラインショップで決済エラーになることはよくあります。日本国内のショップでエラーになったことはありません。セキュリティがかかってしまうためだと思います。
<解決策>
楽天カードカスタマーセンターに連絡して決済エラーになったことを伝えるとセキリュティの解除操作でカード決済が可能になります。ただし、あなたも私も海外在住です。そんな面倒なことをいちいちやっていられませんよね。私は決済エラーになったオンラインショップは潔く諦め、別のカードを使っています。
すこし面倒ですね
③3Dセキュア(本人認証)には国内の携帯番号が必要
カード会社によって3Dセキュア(本人認証サービス)をメールアドレスで登録できるところもあります。残念ながら楽天カードは日本国内の携帯番号のみ(カスタマーセンターに電話して確認済み)
追記:2024年7月からメールアドレスにて登録可能になりました。
カード決済額が高額の場合は、3Dセキュアになるのかもしれません。2024年に楽天カード決済で5万4千円支払った時も問題なしでした。
<解決策>
今後、厳しくなり携帯番号登録なしではカードが使えなくなる可能性があるかもしれません。そうなった時は一時帰国の店頭でお買い物する時に使えばいいし、オンラインなら楽天市場のみですませればいいと思っています。
即日発行のクレジットカード
本人確認電話とか怖い。心配性の私には無理かも
本人確認電話も本人限定受取郵便の心配をしないでカードは作れますよ。
駅ビルやデパートでカードを作ることです。よく見かけますよね。今〇〇カードを作ったらポイントがつきますよ、とか今月中はすべて10%オフとか宣伝してるコーナー。そこに行けば、その日にカードが作れます!
即日発行のクレジットカードを作るのに必要なもの
申請した当日にカードを発行してもらうコツは以下の3点が揃っていることです。
国内の銀行口座の詳細
口座の認印
全部忘れずにバッグの中に入れてからデパートに行きましょう
店頭で申込書を書いてから2、3時間後にカードが発行されます。(閉店間際の申請は翌日発行)
私はこれでセゾンアメックスカードを作りました。
他にもある!日本のクレジットカードでできること
ポイント、マイルをためる以外にも日本のクレジットカードのメリットはあります。
日本のアマゾンオーディブルの会員になって海外から日本の小説を聞く
日本のアマゾンオーディブルの支払い方法は日本のクレジットカードのみ。私はオーディブルの会員でイギリスから毎日、日本の小説を聴いています。
電子書籍よりもオーディブルで聴くのが大好き。心から日本のクレジットカードを持っていて良かったと思っています。
まとめ
日本のクレジットカード申請に必要な条件は
- 自分名義の日本の銀行口座を持っていること
- カード受取の国内の住所(実家)がある
- パスポートがある
カード会社にもよりますが、申請後本人確認の電話がかかってくる場合もあります。また電話がなくても本人限定受取郵便の場合もあります。
実家に住所があって実家に滞在する場合がスムーズにカードも作れます。したがって、どちらのケースも自分が日本に滞在中がベストです。
一時帰国の日程が決まったら、その1週間前にオンラインからカードを申請をする。
帰国後に申請では遅すぎる場合があります。本人確認の電話→本人限定受取郵便の流れの場合、カード会社により時間がかかるところもありせっかくカードが届いても、すでに自分は帰りの飛行機の中ってこともあります。
簡単に作りやすいカードは以下の2つ
即発行のカードが欲しければ、駅ビルやデパートでキャンペーン中のカードをその場で申請することが可能。以下の3点を必ず持参すること。
- パスポート持参
- 国内の銀行口座の詳細
- 口座の認印
私の両親も年老いてきました。実家の住所もいつかなくなります。(考えると胸が苦しくなります)そう考えると、日本とイギリスのどちらにもクレジットカードがあればベストではないかと。
本日の記事が少しでもお役にたったら嬉しいです。
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